春のイースター推しが着々と始まっています。
ただ、ディズニーリゾートなどで大体的にイベントを開催している割には、思ったより全国に広まっていないというのが現状ではないでしょうか。まだまだイースターにピンと来ない人も多いのではないかと思います。
今回は、イースターが定着しない理由について探っていきます!
イースターが日本で定着しない3つの理由とは?
イースターの日が毎年違う
イースターは、年によって日が変わります。
3月下旬ころ~5月上旬頃までと範囲も広いですし、キリスト教の西方教会と東方教会でもまた日は変わります。毎年ハッキリと日付が決まっていないことは、イベントとしてかなりマイナスポイントになってくると思われます。
・春分の日の後の最初の満月の次の日曜日
このイースターの日付も、ハッキリ言って分かりづらいです(笑)
イースターの時期は何かと忙しい
イースターの開催日は季節で言うと春です。
春は何かと忙しくなるシーズンなので、イースターを楽しむ暇がないということも考えられます。お花見、入学式・入社式、歓迎会などの行事も目白押しですし、引越しなどで環境が変われば、イースターを楽しむ余裕などありません。
ゴールデンウィークが控えているので、それまでは無駄な出費を抑えたいと思う人も多いですよね。イースターの時期は、他にいくらでもやることがあるわけです。
イースターの目玉がない
イースターと言えばタマゴとウサギです。
タマゴやウサギのチョコレートなどが主要アイテムとなってきますが、具体的に何をすればいいのかがハッキリしません。目的が明確でないと、イベントとして楽しみにくいです。
ハロウィン → 仮装を楽しむ
クリスマス → パーティー&プレゼント
バレンタイン → 好きな人にチョコを贈る
イースター → ???
本場のイースターでは、エッグハントなどのようにお馴染みの楽しみ方はありますけど、日本で普及するには少しインパクトに欠ける気はします。
イースターにも明確な目的が欲しいところですね。
そもそもイースターとは?
イースターの基本
イースターはキリスト教の復活祭のことです。
海外ではクリスマスと並ぶ年中行事となっています。イースターエッグ、イースターバニーが祭りのシンボルとなっていて、派手にカラーリングされたタマゴなどを飾るのが風習となっております。タマゴやウサギをモチーフにしたチョコレートなどのお菓子も沢山販売されます。
日本のイースター
日本では海外の風習を単なるイベントとして楽しむことがほとんどなので、イースターも宗教色はかなり薄まってきます。クリスマスをイメージすると分かりやすいですね。
単純にイースタースイーツを楽しむ程度でしょうかね(笑)
イースターは時期の悪さが致命的?
3月・4月は多忙な時期
・引越しシーズン
・新生活スタート
引越しや新生活スタートなどが絡んでくると、3月・4月は浮かれているヒマなどありません。毎日に追われる日々になってくるので、ゴールデンウィークくらいまではあっと言う間に過ぎてしまいます。
・春休み
・お花見
・ゴールデンウィーク
普通に新年度を迎えた場合でも、3月・4月は何かと予定でスケジュールが埋まりがちです。春休みかゴールデンウィークに旅行に行くことも多いですし、この時期の日曜日は何をするにしても貴重な1日となります。
クリスマスなどは時期が絶妙
日本で定着しているイベントをみると、時期がかなりいい具合に散らばっています。クリスマスの12月は忙しい時期ではありますが、お正月の約1週間前というのが絶妙なタイミングになっていますよね。クリスマスまでに必要な用事は済ませるというのが目安になってきます。クリスマス後はガラッと新年を迎える雰囲気に変わるのも毎年の風物詩です。
バレンタインの2月は祝日がない月でもありますし、ハロウィンの時期も夏休みと冬休みの中間なので、イベントの時期としては理想的とも言えます。
・クリスマス 12月25日
・バレンタイン 2月14日
・ハロウィン 10月30日
そう考えると、イースターはやっぱり時期が悪いでしょうかねぇ。
今回のまとめ
イースターが日本で定着しない理由
・毎年同じ日に開催されない
・春は他にやることが多い
・何をするのか分からない
こういったことがイースターが定着しない理由に挙げられます。もちろん、何かのきっかけで日本でも大ブレイクするかもしれませんが、こうしたハンデを覆すには相当のアイディアが必要になってくるでしょうね。
クリスマスやバレンタインのように、ロマンティックな要素が入ってくると面白いかもしれませんが、チョコレートが絡んでいることもあってバレンタインの二番煎じになる恐れもありますね(笑)
まあ、
どんな業界がどんなキャンペーンをするのか楽しみではあります。
ということで、イースターが日本で定着しない理由についてでした!