旅亭 萬葉(石川県辰口温泉)で一泊旅行!露天風呂付(メゾネットタイプ)客室は最高!

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辰口温泉の旅亭「萬葉」に行ってきました(`・ω・´)ゞ

辰口温泉は石川県能美市にありますので、金沢からだと車で30~40分ほどで行くことができます。金沢市でも野々市市寄りなら30分かからないかもしれません。

今回は母の日のイベントとして一泊旅行を企画しましたが、とにかく近場で済ませたいというのが第一条件でした。そこで候補に挙がったのが辰口温泉。そして、いくつかある旅館の中から、口コミの満足度が高かった「萬葉」を選んだ次第であります。

まあ、「萬葉」は辰口温泉の中でも屈指の高級旅館です。満足度が高いのも当然と言えば当然でして、予算の関係上、最後まで悩みに悩みました(笑)

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旅亭 萬葉(石川県辰口温泉)

旅亭 萬葉の客室の種類と料金の目安

萬葉には9つの客室があります。

どの客室にも特徴があって、同じ部屋というのが存在しません。料金は利用人数、予約プランで変わってきますので、大体の目安だけを紹介しておきます(`・ω・´)ゞ

貴賓室「福禄寿」

4.3~7.5万円(税込)程度

特別室「福寿草」「萩」

3.2~4.6万円(税込)程度

星見露天風呂付客室「山茶花」、星見露天風呂付客室(ユニバーサルスタイル)「琴柱草」

3~4.5万円(税込)程度

露天風呂付メゾネットタイプ「花菖蒲」「水仙」「紅葉」

2.8~4万円(税込)程度

基本客室「椿」

2~3.3万円(税込)程度

目安の料金は1名様あたりの料金です!

まさに高級旅館ですね(笑)

基本客室の「椿」のみ部屋風呂がありませんので、どうせ行くなら「椿」以外の客室がおすすめとなってきます。お値段もそこまで変わりませんからね。

この中から私が選んだ客室は、露天風呂付メゾネットタイプ「花菖蒲」でした。楽天トラベルのお得なプランを眺めていて偶然見つけました(笑)

食事なしの安いプランもありますが、萬葉を満喫するなら食事付(2食、朝・夕)のプランがベストでしょう。もちろん、私も食事付きのプランを選びました(´∀`)

お値段の方は一人約3万円、三人で約9万円。

萬葉のプランの中では比較的安めな部類に入りますが、一般的な温泉一泊旅行で考えるとやはり高いですよね。清水の舞台から飛び降りる気持ちで、かなり奮発しました(笑)

旅亭 萬葉へのアクセス

萬葉へは車で行くことになります。

JR松任駅、JR小松駅から送迎バスが出ているので、遠方から電車で来られた方でも安心です。特急サンダーバードならJR小松駅、北陸新幹線ならJR金沢駅で乗換をしてJR松任駅(金沢駅から約10分)で送迎バスが利用できます。どちらの駅からでも約25分ほどで萬葉に到着します。

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私たちは金沢(野々市市寄り)から車で出発しましたが、のんびり行った割には30分ちょいで到着することができました。とにかく、移動で疲れないのはいいですよね(・ω・)bグッ

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旅亭 萬葉(石川県辰口温泉)で一泊旅行!

おもてなし

萬葉の敷地内に入ると、すぐに番頭さん(?)が車に寄ってきて、名前の確認をされた後に駐車場に誘導されました。ファーストコンタクトとなるこの番頭さんの雰囲気が良くてまずは一安心です。

玄関では担当の中居さんが登場。

床(絨毯)に膝をつき丁寧なお辞儀でお出迎えです。私よりちょっと若くて(40代前半くらい)、とてもキレイな方でした(・ω・)bグッ

広いロビーに案内されて、チェックインの流れになります。

ロビー イメージ画像

チェックイン時にお菓子も頂きました。

館内はとても静かで落ち着いた雰囲気で、思っていたよりもかなり広かったです。廊下は全て絨毯か畳(?)になっていたからだと思いますが、スリッパは用意されていませんでした。必要ないからでしょうね。

萬葉の露天風呂付客室は最高!

そして、いよいよ客室へのご案内です。

私たちが宿泊した「花菖蒲」は、和洋室(2F和室1Fツイン)で、トイレが2ヵ所、箱蒸しサウナ風呂、庭園などが付いた豪華な客室でした。

客室内部 洋室内部

事前に公式ホームページで見たお部屋の印象と比べるとやや古びた雰囲気はありましたが、それもまた味があるというか、風情があって個人的には好きな雰囲気でした。

窓の外には庭園が広がっています。

庭園

写真の撮り方が適当だったのでイマイチ伝わりにくいと思いますが、外の世界がほぼ見えない作りになっていることも含めていい感じの庭園だったと思います。こういった庭園は季節で印象がガラッと変わるのも素敵ですよね。

専用露天風呂

この部屋の目玉は何といっても専用露天風呂です。

もちろん、館内には大浴場もありますが、いつでも入ることができるプライベートな露天風呂があるというだけでテンションは上がります(笑)

お風呂

窓を開ければ露天風呂です(笑)

まあ、今回は、私と母、妹で行ったので、二人が入っている間は入れません。母と妹は私よりテンションが上がっていたので、何度も(3回くらい?)入っておりました。私はそれでタイミングを逸して、結局、1回しか入れませんでした(* ̄∇ ̄*)エヘヘ

面白かったのが箱蒸しサウナ風呂です。

箱蒸風呂

この箱蒸サウナ風呂は顔を出すタイプなので、サウナが苦手な私でも入ることができました。まあ、せっかくあるのにスルーするのは勿体ないですからね(≧∇≦)アハハ

ただ、箱の中に置かれていた椅子が高かったので、座高が高い私には物理的にキツキツでした。ちょっと無理な体勢で入ったのでしんどかったです(笑)

専用露天風呂について
専用露天風呂の形状、オプションは各客室ごと(椿以外)に全て異なります。この専用露天風呂の違いも、お部屋選びの重要なポイントになってくるので、必ず公式サイトで確認しておきましょう!
あと、大浴場には正真正銘のサウナ、露天風呂もあります。私はチェックインしてすぐ(16時くらい)に大浴場に行ったせいか、ずっと貸し切り状態で楽しむことができてラッキーでした。専用露天風呂もいいですけど、やはり大浴場は広くていいですね(`・ω・´)ゞ

旅館と言えばやっぱりお料理!

そして、もう一つの楽しみがお料理です。

夕飯では本格的な懐石料理が登場しました。

おしながき

添えられていたお品書きでテンションも更に上がります。

基本プランで頂くことができる献立「極み懐石」が萬葉の定番メニューとなります。普段食べないようなものばかりなので、食事だけでも非日常を味わえますね(笑)

お料理について
お料理にこだわりのある方は、お料理がメインの宿泊プランを選ぶこともできます。私が利用した時期だと、「あわび」や「のどぐろ」が主役のプランも用意されていました。
中盤の「和牛すき鍋」の登場に合わせて御飯も持ってきて貰いました。序盤は一品ずつ懐石料理を楽しみ、御飯とすき鍋の登場からは一気にクライマックスへと向かうことになります(笑)

食事

三人とも大満足でした(・ω・)bグッ

アルコール類は別料金です。

うちの家族は基本飲みませんが、こうした場だと少しだけ飲みます。ビールをコップに1杯ずつほど飲んだだけで気持ち良くなれました(笑)

ちなみに、食事をする場所は、部屋か食事処(個室)のどちらからを選べます。うちらの場合は部屋だと狭いということで食事処に案内されました。2名くらいだと部屋でもOKだったのではないかと思います。

まあ、母も私も膝が弱いので、最初から椅子で食事ができる食事処を選ぶつもりでした。部屋だと和室ですから。なので、丁度良かったです(笑)

萬葉の館内施設

萬葉は静かな雰囲気を楽しむ旅館なので、館内に家族連れで楽しめるような娯楽施設はありません。公式サイトに記載されている「古都金沢の隠れ宿」というキャッチコピーのイメージ通りの旅館ですからね(`・ω・´)ゞ

とは言え、ちょっとした施設はあります。

お風呂上りに飲み物やお菓子が楽しめる「湯上り処」、エスプレッソコーヒーが楽しめる「サロン萬葉倶楽部」、他に売店などもありました。

「湯上り処」「サロン萬葉倶楽部」はセルフサービスです。

「サロン萬葉倶楽部」の方は客室とちょっと離れた場所にあるので、初見の方だと知らないまま終わってしまうかもしれません。私も事前に公式サイトで発見して存在を知ってはいましたが、場所が分からずスタッフに聞いたくらいですからね( ̄ー ̄)

カフェ

何となく他のお客さんが来たら嫌だなと思ったので、3人分のコーヒーを自分で入れて部屋まで運びました(笑)

あと、「湯上り処」にはマッサージ器もありました。

お金を払って部屋にマッサージ師さんを呼ぶことも出来ますが、軽くマッサージするくらいならマッサージ器でも十分です。うちの母も「湯上り処」のマッサージ器を素早く発見し、結構な時間利用していたようです(笑)

Wi-Fiも完備

萬葉はWi-Fiも完備しています。

情緒だけでは暇を持て余しそうな方でも安心です。

私はiPad、妹はノートパソコンを持って行きました。まあ、このへんの準備は今や当たり前ですよね。母も暇だと言って、妹のノートパソコン(花札のゲーム)で遊んでいました(笑)

チェックアウトは11時まで

翌朝のメインイベントは朝食です(`・ω・´)ゞ

私が旅館やホテルに泊まる時の一番の楽しみと言っていいのがこの朝食なんですよね。特に旅館の朝食が大好きで、朝から何杯もおかわりしてしまいます(笑)

当然、萬葉の朝食も最高でした!

写真を撮り忘れたので画像はありませんけど、期待を裏切らない朝食だということは間違いありません。まあ、どの旅館でも朝食にハズレはありませんけどね(* ̄∇ ̄*)エヘヘ

朝食後にまたお風呂に入ることもできます。

萬葉のチェックアウトは11時までと遅いので、その気になれば朝から何度でもお風呂に入ることができますね。うちらはすぐに帰らねばいけなかったので朝食後すぐにチェックアウトしましたけど、時間があるならもっとゆっくりしたかったです(-_-;)

おまけ

萬葉で「かっぱクッキー」というお菓子を度々見かけました。

「湯上り処」にも置いてありましたし、ロビーでも何度か頂きました。そう何度も見かけると、萬葉と何かしらの関係があるのかと思いますよね。

かっぱクッキー かっぱ

チェックアウトの時にチラッと聞いたのですが、特に関係はないとのことでした。辰口温泉に河童絡みの伝説があるわけでもないそうです(笑)

いいキャラクターなので何となく出すようになったらしい(曖昧)と言っていたと思いますが、この「かっぱクッキー」も私の中ではポイントが高かったです。

いい味出してますよね(笑)

今回のまとめ

旅亭 萬葉(石川県辰口温泉)の感想

萬葉はとにかく客室の良さに尽きます。

私が泊まった「花菖蒲」よりも上ランクの「福禄寿」や「福寿草」、「萩」あたりになると更にグンと高級感を満喫できるのではないかと思われます(`・ω・´)ゞ

何せ専用露天風呂の存在は大きいです(`・ω・´)ゞ

そして、各客室は二部屋構成になっているので、男女混合でも泊まりやすいという利点もあります。うちの場合も、母と妹が洋室ツインルーム、私が和室で寝ることで上手く収まりました。

もう一つの要、お料理も文句なしでした。

懐石料理を堪能したいのであれば、お料理目的での宿泊もアリでしょう。旬の高級食材をメインとしたプランも用意されていますからね。

ただ、宿泊料金が安くはないので、やはり、客室込みでの検討となってくるとは思います。専用露天風呂に魅力を感じなければ、萬葉を利用する意味はあまりないですから(* ̄∇ ̄*)エヘヘ

総評としましては、日頃の疲れを癒し、静かな雰囲気を楽しみたいのなら超オススメの旅館です。逆に、レジャー感覚で楽しみたい方には向きません。お子さん連れも同様です( ̄ー ̄)

旅館の周りは閑静な住宅街で、出歩ける範囲内に何もありませんし、館内にも特に娯楽施設はありません。母も「もうちょっと楽しめることがあったら良かったかな」と言っていたくらいなので、子供だとまず暇を持て余すことでしょう(笑)

まあ、近くに「いしかわ動物園」がありますけどね。

私も時間を持て余すことを想定してiPadを持っていきましたけど、これが大正解でした。Hulu(フールー)でジョジョを観たのもいい思い出です(笑)

あとがき

たまたま楽天トラベルで見つけたのがきっかけで萬葉を利用してみましたが、結果的に最高の一泊旅行となりました。

普段は何だかんだケチをつける母ですが、今回は珍しく最後まで高評価でしたからね(笑)

母も高齢なので今後こういう機会が何度あるか分かりませんが、また更なる企画を練ってみたいと思っております。

以上、旅亭 萬葉の一泊旅行のお話でした!


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