高速道路で降りるはずのICを行き過ぎたらどうします？
とりあえず、逆走だけは問題外です。
高速道路上でのUターンやバックはもちろん禁止されていますし、大事故に繋がる可能性もあるので絶対にやったらいけません。自分だけでなく周りに迷惑をかけることにもなります。
行き過ぎた時は次のICで降りるしかないですね。
普通に料金を支払って下道で戻るか、再び高速道路に入って逆方向に戻ることになってきます。行き過ぎたとはいえ実際に道路を利用したわけですし、その分の料金は支払うのは当たり前と考えるのが自然の流れです。
ただ、ホントに当たり前のことなのでしょうか？
高速道路で行き過ぎた時はどうする？
特別転回の制度を利用する
実は、追加料金なしで目的のICまで戻る方法があります。
特別転回の利用です！
特別転回は高速道路の法律にも定められている立派なルールで、ICを行き過ぎた場合でも係員に申し出ることで追加料金なしでUターンさせて貰うことが出来ます。本来降りるはずだったICまでの料金で済むわけですね。
とにかく係員に行き過ぎたことを伝える
特別転回は、全ての高速道路で適用されるわけではありません。
インターチェンジの構造上（Uターンが不可能）の問題もありますし、高速道路の管轄が変われば対応も違ってくることもあります。日本テレビ系列「ZIP!」でこの話題を取り扱っていたことがありますが、全国の高速道路管理会社9社のアンケート調査で3社が追加料金が必要との回答でした。
なので、とりあえず聞いてみないと分かりません（笑）
高速道路で行き過ぎたら、とりあえず係員に聞くようにしましょう。
高速道路で行き過ぎた時の対処法
次のICで降りる
まずは次のICで降ります。
慌ててバックで戻ろうとか絶対に考えてはいけません。
料金所では一般レーンに進む
料金所の係員さんに行き過ぎた経緯を伝えることになるので、有人の一般レーンに進まないといけません。ETCと一般のどちらにも対応したレーンに入る時は、ETCカードを装置から抜いておきます。一度決済が完了してしまうと対処して貰えないので注意して下さい。
料金所に到着したら、係員さんに行き過ぎたことを申し出ます。
係員の指示に従う
あとは係員さんの指示に従うのみです。
特別転回が可能な時は、細かく教えてくれます。
特別転回が出来なかったり追加料金が発生することもあるでしょうが、その場合はもうしょうがありません。全ての高速道路が特別転回に対応しているわけではないので、そう言われた時でも素直に係員さんの指示に従うようにしましょう。潔く追加料金も支払うしかありません。
今回のまとめ
高速道路で行き過ぎたら特別転回！
高速道路で行き過ぎた場合でも、特別転回のルールを行使することで追加料金なしで本来の目的地まで戻ることが出来ます。知らずにそのままETCレーンなどを通過してしまうと、行き過ぎた分の料金は支払うことになるのでご注意ください。せっかくの特別ルールを使わない手はありません。
特別転回が適用されないこともある
ただし、全ての高速道路で特別転回のルールが適用されるわけではありません。行き過ぎた場合でも特別転回で追加料金が免除になることもある。程度に考えておいたほうがいいかもしれません。
とりあえず、係員に申し出てみることですね。
あとがき
高速道路は慣れてないと分かり難いことが多いです。
高速道路の入り口にしても進行方向が一つだけとは限りません。入り口を通過したあとに分岐があったりしますが、自分が入ったICから目的地がどっち方面なのか一瞬迷うことはないですか？
私は何度かあります（笑）
冷静に考えれば分かることでも、慣れてないICから乗ると判断に迷うことがあるんですね。実際に、一度だけですが逆方向に進んじゃったこともありますからね(*￣∇￣*)ｴﾍﾍ
そういった場合でも特別転回のルールを利用すればいいわけですが、その時の私はそれが出来ませんでした。何故なら逆方向に進んでしまったことが恥ずかしかったからです。何事も無かったかのように一度料金所を降りて、また反対側の入り口から高速を乗り直しました（笑）
まあ、これもいい思い出です（￣ー￣）
やはり、ICの見落としに気をつけるのが一番ですね。
ということで、高速道路で行き過ぎた時のお話でした！
