加湿器も一家に一台は当たり前になってきました。
各部屋に置いている方も多いですよね。
加湿器を使う最大の目的は乾燥対策ということになりますが、どんなタイミングで加湿器を使うと良いのか意外と知られなかったりします。
また、加湿器は使い方を間違えると逆効果になることもあるので、今回の記事では正しい使い方も合わせてご紹介していきます!
加湿器を使う時期はいつ?
加湿器を使うタイミング
加湿器を使うタイミングは、湿度が目安になります。
湿度が40%を切ったら乾燥注意!
と言われていますので、お部屋の湿度が40%を下回るようになれば、加湿器の出番ということになってきます。日頃からお部屋の湿度を知っておくことも大切ですね。
私は湿度計付き置時計を各部屋に置いています。
メインのリビングには2個置いてますよ^^
加湿器はいつから使うのか
気象庁のデータで東京の1年間の平均湿度を観覧することが出来ますが、これを見ると1年を通して40%を下回ることがないことが分かります。
気象庁 過去の気象データ検索もちろん、これは地域や年で変わりますが、基本的に自然な生活をしていれば、湿度を気にすることはないわけです。
ただ、屋外と屋内では違いますよね。
昨今の住宅は気密性も向上していますので、外からの影響よりも中からの影響の方が受けやすいです。中からの影響とは、エアコンなどの空調設備のことですね。
暖房をつけると一気に湿度は下がります!
ちなみに、石油ファンヒーターは乾燥しにくいってご存知でしたか?
メーカーの説明によると、石油ファンヒーターは乾燥しにくく逆に加湿効果があると紹介されていたりします。灯油が燃える時に水分を発生するようですね。
しかしですね!
私はずっと石油ファンヒーターを使っていますが、確実に湿度はガクンと下がります。放っておくと20%を切ることさえあります。
安売りのファンヒーターだからなのかもしれませんが、私の場合はファンヒーターを使う時は必ず加湿器も併用するようにしております。
尚、ファンヒーターを使う時は換気もお忘れなく!
加湿器はいつまで使うのか
これも暖房器具を使う時期とシンクロしますね。
暖房を使っている間は、加湿器も使うことになりそうです。もちろん、お部屋の湿度を確認した上での話しです。
シーズンオフになったら、きちんとお手入れをして片付けましょう。
乾燥したらどうなる?
乾燥で体調を崩すことも
もし乾燥を完全にスルーしたらどうなるでしょう?
・喉や鼻を痛める
・体が痒くなる
・風邪を引きやすくなる
こういった心配が予想されます。
風邪やインフルエンザ等のウイルスは、湿度が40%以下になると繁殖しやすいと言われています。快適に過ごすには如何に湿度を適度に保つかにかかってくるんですね。
湿度を40%以下にしないことが鉄則です。
美容に悪い影響
乾燥は悪影響を及ぼすのは健康だけではありません。
お肌の大敵でもあります!
湿度を適度に保つことはもちろんですが、水分補給や保湿クリームなども併用して乾燥対策を行ったほうがいいですね。
コンパクト型の加湿器を近くに置く人も多いです。
結構効果的ですよ(*゜∀゜)ノ
加湿器の使い方を知っておく
加湿器を置く場所に注意
加湿器の使い方で重要なのは置き場所です!
・ドアや窓ガラスの近くに置かない
・窓ガラスの近くに置くと結露の原因になる事も
・エアコンの吹き出し口近くに置かない
加湿器は、空気の出入りが少なく、窓ガラスから離れた場所に置くことが理想的です。エアコンの風が直接当たる場所も避けましょう。
加湿器の水は新鮮なものを
加湿器のお手入れで重要なのが水の管理です。
タンクの中の水は、なるべく新鮮なものに取り換えるようにしましょう。水は細菌が繁殖しやすいですからね。数日使わなかった時は、新しい水と交換です。
もちろん、水垢等の汚れもあるので、加湿器の取扱説明書に書いてある通りに、きっちりお掃除しなければいけません。
加湿器の種類
スチーム式(加熱式)
私もこのスチーム式加湿器を愛用しております。
象印のポット型です(`・ω・´)ゞ
スチーム式の良いところは、何と言っても手入れが楽なところですね。電気ポットと同じく、お水を沸騰させて水蒸気を発生させるので、勝手に殺菌してくれているわけです。
ただし、電気代は高めです(笑)
私の場合、シーズン中は月に2000円ほどかかります。
また、窓の近くに置いたり、一晩中付けっぱなしにしたりすると、結露も出やすいのでご注意ください。
気化式
気化式の良いところは、電気代が安い(月200円くらい)、音も静か、結露になりにくい等のことが挙げられます。ただ、加湿のパワーが弱いことが最大の弱点だと言われておりました。
今はパワー不足も解消されてきたようですが、その分、本体の価格は高いモデルが多くなりましたし、種類自体が少ないなどのデメリットも存在します。
超音波式
一番良く見かける加湿器がこの超音波式です。
本体価格がずば抜けて安く、それでいてインテリア性の高い機種が多いです。加湿パワーがかなりあるのに、電気代は安い(月200円くらい)ところもいいですね。
デメリットは、手入れが大変なことです(;´・ω・)
加熱なしで水分を撒き散らすので、水が汚れていたり細菌が繁殖していたとしても、それがそのまま空気中に散布されることになります。なので、超音波式加湿器を使う場合は、とにかく毎日でも手入れをする覚悟が必要です(笑)
ハイブリッド式
スチーム式と気化式の良いところをピックアップして作られているのがハイブリッド式加湿器です。電気代はスチーム式よりは安い(月1000円くらい)ですが、本体価格はちょっとお高めのモデルが多いですね。
今回のまとめ
加湿器を使う時期は冬がメイン
加湿器を使う時期は暖房器具を使う時期。
季節で言うと冬ということになりますね。
もちろん、お部屋に設置している暖房器具の性能で変わってきたりもしますので、お部屋の湿度がどれくらいになっているか日頃から確認しておくようにしましょう。夏でも加湿器の出番が来るかもしれません。
加湿器を使うタイミングは、湿度が40%を下回った時です。
加湿器は正しく使う
加湿器は正しく使うことが大切です。
取扱説明書に、お手入れの方法が必ず記載されていますので、その通りにきっちり手入れするようにしてください。ズボラな人は、お手入れが一番簡単なスチーム式加湿器を使うといいでしょう。
あとがき
子供頃、石油ストーブとヤカンがどの家でも当たり前でした。
今思えば良く出来た習慣だったと思います^^
まあ、今も売ってますけど、素早く部屋全体を暖めるということでは石油ファンヒーターには敵いません。ふと思ったんですが、この石油ファンヒーターに、水を入れるタンクを作って、スチーム式加湿器の機能を搭載させるのはどうでしょうか?
いいと思うんですけどね(* ̄∇ ̄*)エヘヘ
どこか作ってくれないかな~
ということで、加湿器と使う時期のお話でした!