年賀状のルールを知っておこう!宛名・文面の書き方でよくある間違いとは?

年賀状のルール
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年賀状にもルールはあります。

子供が書くのと大人が書くのでは違いますからね。

相手に失礼にならないよう最低限のマナーは守りたいところです。

よくある間違いを確認しながら、年賀状のルールについてみていきましょう!

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年賀状のルール 宛名編

年賀状の宛名は基本的に縦書き

宛名は基本的に縦書きです。

年賀はがきも縦書きを想定した仕様になっていますからね。

会社の上司や目上の方に年賀状を書く時は、縦書きが好ましいと言えます。

住所と氏名は全体的にバランスが良くなるように心がけましょう。

横書きでもOKなケース

親しい間柄なら横書きでもOKです。

縦書きはちょっと堅苦しいイメージがありますけど、横書きだとフレンドリーに感じたりもしますからね。相手によって縦書きと横書きを使い分けるといいですね。

また、宛名を横書きにした場合は、文面(裏面)の文字も横書きにするのがセオリーです。はがきの表裏で縦書きと横書きが混在していると、読む方も違和感を感じてしまいます。

どちらの場合でも、文面(裏面)にご自分の住所・名前が書かれてあれば、宛名面にご自分の住所・名前を書く必要はありません。

縦書きの時は漢数字を使う

縦書きの場合、住所に使う数字は漢数字が基本です。

漢数字 → 一、二、三、四、五、六、七、八、九、十

数字 → 1、2、3、4、5、6、7、8、9、0

宛名はバランスが大事

年賀状の宛名書きで一番気を使いたいのが全体のバランスです!

もちろん、誤字・脱字といった初歩的なミスは論外ですが、縦書きや横書きの違いなどは大した問題ではありません。

最近はパソコンを使って自宅のプリンターで宛名印刷をする方も多いですが、手書きの場合はとにかく全体のバランスに注意するようにしましょう。

勢いで書きだしては見たものの、住所の後半を書くスペースが少なくなって、徐々に文字が小さくなるなんてことはよくありますからね(笑)

相手に失礼になりますのお気をつけ下さい。

年賀状のルール 文面編

謹賀新年を使いこなそう!

年賀状でまず用いられるのが賀詞です。

賀詞は「謹賀新年」「恭賀新年」といった四文字熟語や、「賀正」「迎春」「寿」などの言葉がお馴染みですが、「あけましておめでとうございます」「新年おめでとうございます」といった挨拶文も含まれます。

この賀詞を使う場合、送る相手によって使い分けをしないといけません。

親しい間柄だと何を使ってもいいのですが、目上の方や仕事関係の方だと、1文字や2文字の賀詞は相手に失礼になってしまうんですね。

その点、「謹賀新年」という言葉は、どんな相手にも使えるので非常に便利です。

謹賀新年

「恭賀新年」もそうですが、4文字の賀詞は大きく書いてもバランスが取りやすいですし、「あけましておめでとうございます」といった定番の挨拶文に匹敵する使いやすさがあります。

注意したいのは「謹賀新年」に続く文です。

これは謹賀新年の意味を知っておくとイメージしやすいかもしれません。

謹賀新年とは? 「謹んで新年をお祝い申し上げます」という意味。四文字の賀詞(特に年賀状に用いる新年を祝う語句)の一つ。

謹賀新年にはこれだけの意味が含まれますから、「謹賀新年」の後に「あけましておめでとうございます」という言葉が続くのはおかしいことが分かりますね。

「旧年中は大変お世話になりました」といった感じで綴っていくのが自然です。

例文

新年明けましておめでとうございますは間違い

あけましておめでとうございます。

年賀状の定番中の定番の言葉です。

謹賀新年と同様、相手を気にせずに使える決まり文句でもあります。

注意したいのは、「新年あけましておめでとうございます」とついつい書いてしまうことですね。「新年」と「あけまして」は同じような意味を持つので、正確に言えばおかしな日本語ということになってしまいます。

「去年」という言葉はNGワード

去年という言葉には「去」という文字が含まれています。

これは忌み言葉といって年賀状ではタブーになっているんですね。

主な忌み言葉 去る、衰える、失う、病む、離れる、終わり、苦しむ、枯れる等
年賀状で使うなら「旧年」「昨年」が正解です。

句読点は使ったらダメ!

年賀状で句読点はご法度です。

「、」「。」などのことですね。

長文を書く時に注意しましょう。

これは常識です。

私はせいぜい一言程度なので、今まで意識したことはありませんでした(* ̄∇ ̄*)エヘヘ

今日のまとめ

年賀状のルールはマナーの問題

宛名に関しては、それほど問題はないと思います。

縦書きの時は数字を漢数字にすることくらいですかね。

年賀状に限らず日本語の話しになってくるので、これを機会に覚えておくといいかもしれません。

一方、文面の方はいくつか問題がありました。

・賀詞を正しく利用する

・忌み言葉や句読点は使わない

こういったことを意識することが大切ですね。

新年あけましておめでとうございます → ×
あけましておめでとうございます → 〇

去年はお世話になりました → ×
旧年中はお世話になりました → 〇

2つのよくある間違いですが、これも賀詞の意味と忌み言葉を知っておくことで間違えることも少なくなると思います。

年賀状は、送る相手が誰なのかでまた全然違ってきます。

やはり、目上の方への年賀状には気をつけないといけません。

年賀状のルールは、マナーと同じですからね!

あとがき

最近は文面を印刷されている方がほとんどだと思います。

自宅のパソコンで作成するにしても、印刷業者に頼むにしても、予めテンプレートが用意されているので、それを利用すれば大きな失敗をすることは少ないです。

ただ、手を加えれば加えるほど、失敗する確率が高まってきます。忌み言葉や句読点などもうっかり使ってしまうこともあるので、一言添える場合は注意するようにしましょう。

ということで、年賀状のルールについてのお話しでした!


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