お年玉切手シートは年賀はがきの3等賞品です。
1等や2等に縁がなくても、3等のお年玉切手シートに当選したことのある人は多いのではないでしょうか。当選確率が2%ありますので、年賀はがき50枚に1枚は当たる計算になりますからね。
さて、このお年玉切手シートはいくら分あるのでしょうか?
ついつい交換するのを忘れたりすることもありますけど、せっかくの権利を放棄するのも勿体ないです。お年玉切手シートの交換期間や希少価値なども合わせてみていきましょう!
お年玉切手シートはいくら分あるのか?
ハガキ用切手1枚と手紙用切手1枚の組み合わせ
こちらは2018年のお年玉切手シートです。
2018年(平成30年)の干支にちなんだ可愛らしい犬のイラストが描かれていますが、62円切手が1枚と82円切手が1枚組み合わされていることが分かりますね。
金額に換算すると144円分ということになりますが、2017年(平成29年)のお年玉切手シートは134円分でしたので、比較すると10円分アップされていることになります。
これは2017年6月に郵便ハガキが52円から62円に値上がりされたことに関係してきます。52円のままだとハガキ1枚も送れませんからね。
このように、お年玉切手は郵便はがき用の切手が1枚と、手紙用(25g以内の定形郵便物)の切手1枚の組み合わせがお決まりになっています。
お年玉切手シートにプレミアの価値はある?
残念ながら、お年玉切手シートにプレミアの価値はほぼありません。
買取りをして貰ったとしても額面以下になってしまいます。
お年玉くじ付き年賀はがきの3等当選本数は5千万本を超えますので、通常切手と同じ扱いになると考えておいたほうがいいですね。金券ショップに持ち込んだ場合、額面の7割程度が買取価格の目安になってくると思います。
ただ、昭和30年代以前に発行されたお年玉切手シートはプレミア価格になります。中でも初めてお年玉切手シートが登場した昭和25年の未使用品は、4万円のプレミア価格で取引されています。昭和20年代のお年玉切手シートは特に価値があります。
お年玉切手シートはいつから交換可能?
2018年のお年玉くじスケジュール
抽選日 2018年1月14日(日)
引換期間 2018年1月15日~7月17日
抽選日の翌日からお年玉賞品の交換が可能になるのは毎年恒例です。抽選日が日曜日に開催されるので、引換開始が必然的に月曜日からとなりますね。
お年玉切手シートの販売について
お年玉切手シートは販売もされます!
お年玉くじの3等賞品と同じものを買うことも出来るんですね。
価格 144円(1シート)
販売用発行枚数 1万シート
販売場所 オンライン通販サイト
お年玉くじの3等賞品として手に入れられなかったとしても、144円で買うことが出来ます。益々プレミア感が薄れていく気もしますが、元々あってないようなプレミア感ですからね。私は販売されることに大賛成です(`・ω・´)ゞ
ただ、注目したいのが販売場所です。
販売場所がオンライン通販サイトとなっていますので、お近くの郵便局での取扱いはなさそうです。オンライン通販サイトは郵便局が運営する公式サイトになりますが、「切手SHOP」が「郵便局のネットショップ」に統合された為、一部サービスに変更がありますのでご注意ください。
5000円以上のお買い上げで送料無料になります。
お年玉切手シートを1シートだけ買うには送料がネックになってきますね。144円の切手シートに送料720円払うのは少々厳しいものがあります(笑)
今日のまとめ
お年玉切手シートは144円分
お年玉切手シートは、ハガキ用62円切手が1枚と、手紙用82円切手1枚がセットになっています。ハガキ用切手1枚と手紙用切手1枚の組み合わせが定番になっているようですね。
お年玉切手シートにプレミアの価値はない
昭和30年代以前に発行されたお年玉切手シートにはプレミア価格が付けられたりしていますが、それ以外のお年玉切手シートに希少価値はありません。
お年玉切手シートは、そのまま切手として使うか、単なるコレクションとして集めるくらいが丁度いいかもしれませんね。
あとがき
お年玉切手シートは、年賀はがき50枚に1本の割合で当たることになります。例え50枚の年賀状を貰えなかったとしても、余ったり書き損じたりした年賀状を合わせれば、1本くらい当たることもあるんですよね。
この確率はまさに絶妙だと私は思います。
価値的には144円だとしても、単純に喜べますからね。私が子供の頃なんて、お年玉切手シートが当たったら大喜びしていたものです。勿体なくて使った事なんてありません(笑)
お正月の風物としていつまでも続いて欲しいものです。
ということで、お年玉切手シートのお話でした!