「わらじかつ」って聞いたことあります？
その名の通り「わらじ」のような大きさのトンカツを表現しているわけですが、ただ大きいだけのトンカツとは少しばかり意味が違ってきます。
実は埼玉県秩父市のご当地グルメなんですね。
秩父のわらじかつ丼は全国的にも知られていて、遠方から地元の有名店に足を運ぶ人も多いそうです。秘伝のタレが決め手となるので、その店でしか出せない味というものがあるんでしょうね。
今回は、このわらじカツについてみていきます！
わらじかつとは？
埼玉県秩父市のご当地グルメ
埼玉県秩父市のご当地グルメとして有名なのが「秩父わらじカツ丼」です。その名の通りわらじサイズの大きなトンカツが主役になりますが、一般的なとんかつに比べて衣が少なく厚みも薄いので、非常にあっさりと食べられるのが特徴です。
衣ばかりの安いトンカツとは全く違います（笑）
わらじかつのお肉はロースやヒレが主に使われますが、叩いて薄く伸ばしているので非常に柔らかいです。肉質もギュッと凝縮されるので食べ応えもありますし、独特の甘辛いタレで味付けされた衣との相性も抜群です。
秩父名物わらじかつ弁当
西武秩父駅の駅弁「わらじかつ弁当」も人気です。
秩父名物として販売されている「わらじかつ弁当」は、基本的にご飯の上に直接かつを乗せたスタイルになっていますね。わらじかつ丼と同じスタイルになりますので、やはり、わらじかつはこの食べ方が一番美味しいということなのでしょう。
モスバーガーの期間限定メニューとして登場！
秩父わらじカツバーガー 深谷ねぎ味噌ソース
私もついつい買っちゃいました（笑）
「秩父わらじカツバーガー深谷ネギ味噌ソース」は、埼玉県秩父市のご当地グルメ「秩父わらじカツ丼」をモチーフに作られていると公式サイトにも記載されていますね。
使われているのは、マスタード＆マヨネーズ、グリーンリーフ、わらじカツ、キャベツの千切り、ネギ味噌ソース。これらをバンズで挟んで出来上がりとなっています。
実際に食べてみた感想は？
主役のわらじカツは、バンズからはみ出るほどの大きさはありませんが、サクサクの食感と味付けされた衣のおいしさは絶妙です。また、キャベツの千切りとネギ味噌ソースが、いい感じでわらじカツのおいしさを引き立ててくれています。
想像以上の美味しさでした(｀・ω・´)ゞ
わらじかつと一般的なトンカツとの違いは？
わらじかつは2枚が基本
わらじは左右揃って1足です。
秩父わらじかつも2枚乗せが基本スタイルなんですね。
2枚のかつが並ぶ姿は、まさに「わらじ」に見えてきたりもしますけど、まさにこれこそが「わらじかつ」の由来でもあると言われております。
普通なら大きなトンカツを2枚も食べるのは無理がありますけど、わらじかつは衣も少なくて全体的に薄いのでペロッと食べられちゃいます。わらじかつに使われる秘伝のタレが食欲を促進させてくれますね。
わらじかつはカットされていない
普通のトンカツは予めカットされていますが、わらじかつはそのままの形で出てきます。かぶりついて食べるのが基本です。薄くて食べやすいので、そのまま食べた方が美味しいですからね。
カットされていると、わらじにも見えませんし（笑）
わらじかつは味付けされている
わらじかつの大きな特徴がこの秘伝のタレです。
普通のトンカツは自宅で作った時でも、市販のトンカツソースを使って簡単に美味しく食べられます。わらじかつも自宅で作ろうと思えば作れますが、問題になってくるのがこの秘伝のタレです。なかなかイメージ通りに作るのが難しいです。
もちろん、ある程度妥協すればそれなりに食べられますが、お店の味とは雲泥の差になってしまいますからね。手間もありますし、やはり、わらじかつはお店で作られたものが好まれるのだと思います。
今回のまとめ
わらじかつとは秩父市のご当地グルメ
わらじかつは埼玉県秩父市のご当地グルメです。
「秩父わらじかつ」丼は全国的な知名度も高いですね。
豚肉をしっかり叩いて薄く伸ばし、わらじのように大きくしています。お肉は非常に柔らかくて食べやすくなっています。揚げたあとに、秘伝のタレで味付けがされているのも大きな特徴です。
あと、秩父わらじかつは2枚セットが基本ですね。
あとがき
私は普通の玉子で仕上げたカツ丼が大好物なのですが、今回の「わらじかつ丼」や「ソースかつ丼」などもたまに食べたくなります。同じカツ丼ではありますが、個人的には別の食べ物を食べる感覚で食べていますね（笑）
まあ、考え方は人それぞれです。
ということで、わらじかつのお話でした！
