アップルペイで使えるカードもかなり増えてきました。
今では8割以上のクレジットカードが対応になっていますが、前払い式のプリペイドカードも徐々に使えるようになってきています。アップルペイのプリペイドカードと言えばSuicaがお馴染みですけど、ソフトバンクカード、auWALLET(クレジットカード、プリペイドカード)、dカードプリペイドなども利用することが出来ます。
この中から今回はdカードプリペイドに注目してみました。
では、実際にアップルペイで使った流れをみていきましょう!
dカードプリペイドはアップルペイでどんな感じ?
2017年11月からdカードプリペイドがアップルペイに対応
dカードプリペイドは2017年11月20からアップルペイに対応になりました。
既にソフトバンクカードやauWALLETプリペイドカードはアップルペイに対応していましたので、結果的にプリペイドカードのアップルペイ対応は携帯大手3社の中では一番遅かったことになります。
ちなみにdカードはNTTドコモが発行していますが、dカードプリペイドは三井住友カードが発行します。もちろん、プリペイドカードなのでクレジットカードのような審査はありません。
dカードプリペイドのアップルペイキャンペーン
私はアップルペイではdカードゴールドをメインで使っているので、dカードプリペイドのアップルペイ対応はそれほど嬉しいニュースではありませんでした。ただ、キャンペーンがあるとなれば話しは違います(笑)
(最大1500円分プレゼント)
・入会&登録で1000円分
・初めての利用で500円分
キャンペーン期間は、入会&登録が2018年1月末まで、初めての利用は2018年2月末までとなっています。条件をクリアすると全員貰えるので、お得に敏感な方は是非とも参加しておきたいところですね。
dカードプリペイドのアップルペイの登録
dカードプリペイドのアップルペイの設定は、普通にクレジットカードを登録する時と変わりません。カメラでカード番号を読み取ってもくれますので、あとは名前を入力してカード認証を済ませるだけでOKです。
dカードプリペイドは、カードの名前が「PREPAID MEMBER」で統一されていますので、アップルペイの登録の際は、自分の名前を入力する流れになります。
ポインコデザインは反映されない
私のdカードプリペイドはポインコデザインです。
dカードプリペイドの募集が始まった当時の先着10万名限定デザインなので、今はこのデザインを選ぶことは出来ません。ただ、このポインコデザインをアップルペイに登録した場合も、通常のカードデザインとして登録されます。
まあ、通常デザインでも十分ですけどね(笑)
dカードプリペイドとSuicaの決定的な違いとは?
dカードプリペイドをアップルペイで使ってみた
そういうわけで、実際にdカードプリペイドを使ってみました。
・電子マネーiDとして使用
・事前にチャージが必要
iDでありながら先払いというのは違和感がありますが、プリペイドカードなので先払いが当り前です。私はとりあえずローソンで利用してみることにしました。dカードはローソンでお得となりますが、もちろん、このdカードプリペイドもdカードと同じようにお得になります。
・利用で3%オフ
・カード決済で0.5%還元
・カード提示で1%還元
dカードに比べるとカード決済での還元率が半分の0.5%になりますが、それ以外は遜色がありません。dカードが無ければdカードプリペイドでも十分に代用できます。
Suicaとの決定的な違い
これは利用後のアップルペイ画面です。
クレジットカードと同じ扱いになっているようですが、直前の利用金額すら表示されません。とりあえず利用したことは分かりますけど、いくら使ったとか残金がいくらか等の情報が一切ありません。
これにはちょっとガッカリでした(;´・ω・)
こちらはSuicaのアップルペイ画面です。
きっちり残高が表示されます。
Suicaもアップルペイでオートチャージすることは出来ませんが、プリペイド残高がリアルタイムでしっかり確認することは出来ます。
この違いは大きいです!
dカードプリペイドの残高確認をするには、インターネットの専用サイトを利用するしかありません。ローソンの場合は、レシートにもプリペイド残高は表示されていませんでした。
完全にクレジット払いと同じ扱いです。
残高確認が出来ないのは致命的な気がするのですが・・・
dカードプリペイドの利点
クレジットカードのような審査がない
気分を変えて、dカードプリペイドの利点を考えてみます。
まず、クレジットカードのような審査が無いことが挙げられますね。18歳未満の高校生でも大丈夫ですし、金融事故が理由でクレカが作れない人でも問題なく持てます。後払いが嫌で、とにかく先払いにこだわる人も多いですが、そういった人にもピッタリです。
dポイントでチャージが出来る!
私の考える最大の利点がdポイントでのチャージです。
dカードプリペイドは、dポイント(期間限定ポイントを除く)でチャージすることが可能になっています。もちろん、現金やクレジットカードでもチャージは出来ますが、ポイントでもチャージ出来ることが大きな特徴となっています。
・1ポイント1円としてチャージ
・チャージ上限額は月に1万円まで
月に1万円までという上限はありますが、dポイントの用途としてはかなり使い勝手が良いです。dポイントを直接使えるお店は限られますが、チャージしてiDやマスターカードとしてなら利用出来るお店は沢山ありますからね。
また、チャージしたポイントは現金と同じです。
iDやマスターカードとして利用すれば、再びポイントが付与(200円で1ポイント)されることになります。ポイントを使って、またポイントが貰えるわけですね。
今回のまとめ
dカードプリペイドがアップルペイに対応なったことは喜ばしいことですが、Suicaのように残高が表示されないのは非常に残念だと思いました。
普通にクレジットカードをアップルペイに登録している人なら、そちらのiDやクイックペイを利用したほうが安心して使えますからね。dポイントでチャージした時など、dカードプリペイドの出番は限られてくる感じです。
日常的に使うには不便ですねぇ(´・ω・`)
ということで、dカードプリペイドとアップルペイのお話でした!