ローチョコレートには砂糖が使われない?何がカラダにいいの?

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チョコレートも今や立派な健康食です。

ただ、重要になってくるのがチョコレートの選び方になってきます。主原料のカカオ豆が脚光を浴びているわけですが、チョコレートにはそれ以外の原料も含まれています。

砂糖や植物油脂、乳化剤等の添加物などが多く使われますね。

チョコレートの選び方を間違えると、砂糖や食物油脂の塊を食べているのと変わらなくなってしまいます。これでは健康に良いどころか、カラダに良いことは何もありません(笑)

そういったこともあって注目されているのがローチョコレートです。カカオの栄養を最大限に活かし、余分なものを材料に含まない事が特徴ですが、もちろん普通に美味しく食べられます。ただ、甘さをどうやって出しているのか気になりますよね。人工甘味料だと意味がありませんし。

では、ローチョコレートと砂糖についてみていきましょう!

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ローチョコレートに砂糖は使われない?

白砂糖を使わないのが基本

ローチョコレートには、基本的に白砂糖は使われません。

代わりに、アガベシロップ、ココナッツシュガー、メイプルシロップ、ハチミツなどのカラダに優しい天然甘味料が主に使われます。

白砂糖はどうして敬遠される?

白砂糖はサトウキビから作られますが、精製の過程でミネラルやビタミンといった栄養素が排除されてしまいます。このブドウ糖以外の栄養素を含まないことや、体を冷やしやすい等の理由もあって、一般的に砂糖は体に良くないと言われていたりします。

もちろん、糖分は大切なエネルギーになりますし、体に必要な栄養であることは確かです。一概に白砂糖を悪者扱いすることは出来ません。市販のチョコレートにも普通に使われていますからね。摂り過ぎは間違いなく体に悪いですけど(笑)

ただ、強いて挙げるならこれでしょう。

・GI値が高い!

GI値とは? 血糖値の上昇率を数値で表したもので、低GI(55以下)、中GI(56~69)、高GI(70以上)の三段階でよく比較されますね。数値が高いほど血糖値の急上昇が起こるので体に良くありません。特に糖尿病が気になる人は要注意です。
白砂糖のGI値は100を超えます。

やはり、これは無視出来ません(;´・ω・)

ローチョコレートに使われる天然甘味料は、低GI~中GIのものが多いです。こうしたことだけを見ても、ローチョコレートは健康を意識して作られていることが分かりますね。

糖質ゼロはまた別の話し

白砂糖不使用だからと言って糖質ゼロというわけではありません。

ローチョコレートもそれなりの糖質を含みます。

よくノンシュガーチョコレートなどが売られていますが、こういった糖分ゼロのチョコレートには砂糖の代わりに人工甘味料がよく使われます。人工甘味料の全てが体に悪いわけではないのですが、チョコレートにはアステルパームやスクラロース等のリスクが高いと言われる甘味料が使われることも多いです。

安易にカロリーオフを選ぶのはオススメしません。

ローチョコレートで白砂糖の代わりに使われる天然甘味料は、特別糖質が少ないわけではありません。種類によっては甘さが白砂糖より強かったりもするので、入れる量が少なくて済む分、糖質カットになることはありますけどね。

どちらにしても、ローチョコレートも食べ過ぎは体に良くないです。

低GIも食べ過ぎれば糖質オーバーになってしまいます。

そもそもローチョコレートとは?

低温で作られるチョコレート

ローチョコレートのローは、「低い」という意味のローではなく「生」という意味のローのことを指しています。製造過程で48℃以上に加熱されないので、原料のカカオ豆の栄養分がそのまま残りやすいんですね。

この低温製法で作られるものがローチョコレートです。

カカオを活かすこだわり

ローチョコレートの最大の良さは、カカオの栄養を最大限に活かすことにあります。低温で作ることでカカオの栄養を壊さないようにしているわけですが、それ以外にも一般的なローチョコレートに共通することがあります。

・白砂糖
・乳製品
・食品添加物

こういったものを基本的に使いません。

こうしたカラダの良さにこだわった作りがローチョコレートの特徴となってきています。ローチョコレートを直訳すると生チョコレートになりますが、一般的な生チョコレートとは意味合いが少しばかり違ってくることが分かりますね。

チョコレートの原料で気になるもの

板チョコ

白砂糖

市販のチョコレートのほとんどに使われています。

チョコレートの裏に原料が必ず記載されていますが、原材料名は多く含むものから順番に書かれています。砂糖が一番最初に書かれていたら、そのチョコレートで一番多く使われている原料は砂糖ということになるんですね。

この砂糖が一番になっていることは結構あります。

それだけ多く含まれているということなので、食べる時は少しずつがセオリーです。調子に乗って食べてるとすぐにカロリーオーバーになってしまいます。GI値も高いので特に気をつけたいですね。

先ほども書いていますが、ローチョコレートには基本的に白砂糖は使われません。

食物油脂

安いチョコレートでよく使われるのが食物油脂です。

砂糖と違って使われていないチョコレートも結構見かけますが、食物油脂が使われているチョコレートの方が多数派になるでしょう。原材料名の1番手、2番手あたりに記載されていることも多く、それだけ沢山の量が使われているということになってきます。

この食物油脂もカラダに良くありません。

市販のチョコレートを選ぶ時は、この食物油脂を含んでないものを選ぶ人も多いですね。ローチョコレートに食物油脂が使われることは基本的にありません。

乳化剤、香料等の添加物

市販の板チョコは、お菓子の中でも添加物が少ない部類に入ります。

乳化剤や香料などが主に使われますが、安全性に問題がないと言われる添加物が使われることがほとんどなので、板チョコの添加物に関してはそれほど気にする必要はありません。

ローチョコレートは、基本的に添加物は使われません。

今日のまとめ

ローチョコレートに砂糖は使われていない?

ローチョコレートには主に天然甘味料が使われます。

白砂糖は使わないことがほとんどです。

血糖値の急上昇を抑えるという意味ではカラダに優しいと言えますが、天然甘味料も同じ糖質なので食べ過ぎには気をつける必要はあります。ローチョコレートも少しずつ食べるのが理想の食べ方なんですね。

ローチョコレートがカラダに良い理由

・カカオ豆の栄養をそのまま摂取
・食物油脂や添加物等を含まない

主にこういったことが挙げられますが、とにかくカカオの栄養(ポリフェノール、カルシウム、食物繊維、ミネラルなど)を製造の過程で壊すことなく摂取出来ることが最大の良さです。一般的なチョコレートは、製造の過程で多くの栄養素が失われていますからね。

ローチョコレートはまさに健康食なのです。

あとがき

ただ、ローチョコレートにも「手に入りにくい」「値段が高い」といったデメリットはありますね。スーパーなどでもちらほら見かけるようにはなりましたが、まだまだ簡単に手に入るとは言えません。ネット通販でも高いものが多いですからね(笑)

美味しくて安いローチョコレートが当たり前になる日が待ち遠しいです。

ということで、ローチョコレートと砂糖のお話でした!


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