チョコレートを食べ過ぎると下痢になるのか?
それとも便秘になるのか?
結論から言いますと、チョコレートの食べ過ぎは下痢にも便秘にもなる可能性はあります。逆に、チョコレートを適量を食べることで下痢の緩和や便秘の改善に効果があったりもします。
食べ過ぎを如何に抑えるかが大切なんですね( ̄ー ̄)
では、チョコレートの食べ過ぎと下痢・便秘との関係をみていきましょう!
チョコレートで下痢になる理由は?
チョコレートの脂肪分が下痢の原因に
チョコレートの成分は8割強が脂質と糖質です。
チョコレートを食べ過ぎると、脂肪分を多く摂り過ぎてしまうため、下痢になってしまうことがあるんですね。これはチョコレートに限ったことではありませんが、チョコレートにはそれだけ多くの脂肪分を含みますので特に注意しておきたいところです。
アステルパームなどの人工甘味料が下痢の原因に
一部のチョコレートでは砂糖の代わりに人工甘味料が使われます。
糖質ゼロのチョコレートなどに多いですね。
人工甘味料にはアステルパームなどがよく使われますが、基本的にこういった人工甘味料は安全性に問題のあるものが多いです。そのリスク性についてはここでは省略しますが、下痢にもなりやすいということだけはお伝えしておきます。
人工甘味料は人の腸で吸収されない為、結果的に糖分を摂らないというのが糖質ゼロの理論です。腸で吸収されないとそのまま体外に排出されることになるので、水分などを含んだまま小腸から大腸へと流れて行くことになります。
多く摂取すれば下痢になりやすいという事ですね。
チョコレートアレルギーが原因のことも
また、稀にチョコレートアレルギーが下痢の原因になることもあります。
カカオ豆を食べることによる食物アレルギーです。
チョコレートアレルギーは、大人になってからきなり発症することもあります。今までずっとチョコレートを食べていても平気だった人が、突然、発症することもありますので、違和感を感じたら一度チョコレートアレルギーを疑ってみたほうがいいかもしれません。
チョコレートの食べ過ぎが発症のきっかけになることもあります。
チョコレートで便秘になる理由は?
砂糖の摂り過ぎ
ご存じの通り、チョコレートには砂糖が多く含まれます。
砂糖の過剰摂取は、体に様々な弊害をもたらします。
糖尿病や動脈硬化などの生活習慣病の原因になりやすいこと等はよく知られていますが、意外と知られていないのが便秘にもなりやすいということです。腸内で悪玉菌を増加させ、腸の動きを停滞化させたり、便を固くしたりすることがあるんですね。
砂糖を多く含むチョコレートの食べ過ぎには注意しましょう。
カカオ豆に含まれる食物繊維
カカオ豆は食物繊維を豊富に含んでいます。
ただ、カカオ豆に含まれる食物繊維は、リグニンなどの不溶性食物繊維が多くを占めています。不溶性食物繊維は、摂り過ぎると便秘になることがあるんですね。
カカオの配合が多い高カカオチョコレートや、カカオの栄養をより多く摂取出来るローチョコレートなどは、食物繊維の量もそれだけ多く含まれることになります。
今回のまとめ
チョコレートの食べ過ぎは下痢や便秘になることも
チョコレートを食べると、下痢・便秘になることがあります。
体質やアレルギーなどが原因のこともありますが、ほとんどの場合、食べ過ぎが原因になってきます。チョコレートの食べ過ぎは、下痢・便秘以外にも様々な健康への悪影響がありますので、十分に注意を払うようにしましょう。
チョコレートは適量を食べることで健康食に
チョコレートは量さえ守れば健康に良い食べ物です。
便秘にも下痢にも効果は期待出来ます。
健康を重視したチョコレート(高カカオチョコレート、ローチョコレートなど)も多く見かけるようになりましたが、市販の安い板チョコなどでも十分に健康に良い食べ物なのです。体に悪いイメージのある砂糖でさえ、適量ならば何の問題もありませんからね。
あとがき
1日の適量は板チョコ半分が目安です。
だいたい25gくらいになりますが、これもまた1日数回に分けて食べるのが理想的と言われています。この食べ方なら、チョコレートで下痢や便秘に悩まされることもないでしょう。
ただ、頭ではダメだと分かっていても、ついつい食べ過ぎてしまうのがチョコレートです。私のように甘いものが好きな人は、なかなかこの欲望を抑えることが難しいんですよね(* ̄∇ ̄*)エヘヘ
くれぐれも、自己責任でお楽しみください(笑)
ということで、チョコレートと下痢・便秘のお話でした!