お正月に食べるものといえばお節やお雑煮がお馴染みですね。
そんなお正月料理に新たに新勢力が台頭してきています!
年明けうどんです!
名前くらい聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。
年明けうどんとは一体どんなものなのか?
お正月に定着してきそうなのか?
年明けうどんの気になる話題についてみていきましょう!
年明けうどんとは?
年明けうどんの由来
うどんは、長寿を願う縁起物としても知られています。
1本が太くて長いので、文字通り太く長く生きるという意味がありますね。うどんを食べることで、長寿を願うわけです。
年明けうどんは、この真っ白なうどんに紅色を加えて紅白とします。
紅白の組み合わせはお祝い事に欠かせない日本の伝統です。
お正月に紅白のものを食べることで、1年の幸せを祈願するという意味が込められているようです。年明けうどん自体は伝統的なものではないので、新しく作られた由来ということになりますね。
年明けうどんとは、純白で清楚なうどんに「紅」を添えて、年の初め(元旦~15日)に食べることにより、その年の幸せを願うものです。
※年明けうどん公式サイトより
赤色ではなく、紅色というのがポイントです!
赤だと紅白になりませんからね(笑)
同じ赤色でも「赤」と「紅」では印象が全く違います。お正月にはやはり「紅」がしっくりきますので、そういう意味でも年明けうどんはよく考えられていると思います。
年明けうどんはいつ食べる?
元旦~1月15日まで
これが年明けうどんとして食べる期間です。
年越しそば(年越しうどん)が大晦日限定なのと比べると、年明けうどんを食べられる期間はかなり長いですよね。個人的には3日くらいまでで良い気もするのですが(* ̄∇ ̄*)エヘヘ
年明けうどんはどれくらい普及している?
年明けうどんのどん兵衛バージョンも登場
年明けうどんは、2009年に本格的な全国展開がスタートしています。
商標登録も2009年にされていますね。
翌2010年から大手コンビニ・スーパー・食品メーカー等の参入も始まり、年明けうどんは徐々に全国的な知名度を高めていくことになります。
恵方巻の普及にコンビニが大きく関係していたことは有名な話ですが、年明けうどんも同じ道を辿るのかも?しれませんね。
お正月シーズンになると、コンビニやスーパーで「年明けうどん」が並んでいると思います。どんなものがあるのか、じっくり確認してみるといいですね^^
また、年明けうどんは、あの日清どん兵衛の期間限定商品としても登場しています。
どん兵衛に採用されるほどメジャー化が進んでいるようですね~
紅色には梅干しが添えられ、縁起のいい「とろろ昆布」「寿かまぼこ」などが具材に使われています。年明けうどんは、こういった商品化がしやすいのも特徴ですよね。
梅干しに続く新たな年明けうどんの定番が生まれるかもしれません。
年明けうどんのレシピも続々登場!
年明けうどんの特徴は、アレンジを楽しめることにもあります。
基本的なルールが、うどんに紅色のトッピングを乗せることだけですからね。
こういったアレンジレシピと言えばクックパッドが有名です。
このクックパッドのレシピ数も、人気のバロメーターと言えますね。年明けうどんのレシピが続々登場してきていることからも、全国的な知名度が上がってきていることが感じられます。
クックパッド公式 年明けうどんのレシピ年明けうどん大会inさぬき
年明けうどんの生みの親でもある「さぬきうどん振興協議会(香川県)」の活動は多岐に及びますが、2015年には高松市で全国的なイベント『全国年明けうどん大会2015inさぬき』が開催されています。
このイベントでは全国各地のご当地「年明けうどん」が楽しめます!
2017年は12月2日、3日に開催
2017年もサンメッセ香川で2日間に渡って開催されます。
日時は、平成29年12月2日(土)、3日(日)の2DAYS
公式サイト 全国年明けうどん大会2017inさぬき同時にうどん日めくりカレンダーコンテストも募集中(インターネットから応募可能)なので、思いついた方は応募してみてはいかがでしょうか^^
年明けうどんのキャッチコピー
年明けうどんのキャッチコピーは、2016年の全国うどん大会で大体的に募集されました。5000件を超える応募作品の中から最優秀作品、優秀作品が選出され、最優秀作品は年明けうどんのPRポスター等にも採用されています。
【最優秀作品】
まっさらな 白い気持ちに 紅添えて
【優秀作品】
年明けのうどんに紅のお年玉。
年のはじめのうどんです。
あなたの初日の出をのせてさあ、召し上がれ。召し上がれ、都市の初めの紅と白。
紅一品 幸につなげて 謹賀新麺
新しいお正月の風物詩。
※年明けうどん公式サイトより
どれも年明けうどんにぴったりのキャッチコピーですね!
縁起の良さがひしひしと伝わってきます。
今日のまとめ
年明けうどんは着実にメジャー化している
年明けうどんは、真っ白なうどんに紅を添える(赤色の具材を乗せる)ことが具体的な定義となっていて、この紅白の縁起物を食べることで1年の幸せを願うというのが由来となっています。
そして、確実に全国的に知名度を高めてきています。
大晦日に年越し蕎麦を食べて、お正月に年明けうどんを食べるというのも、いつの間にか当たり前の習慣になっているかもしれませんね!
あとがき
うちでは元旦にお節とお雑煮を必ず食べます。
特にお雑煮が大好きなので、1月1日は何度もおかわりして食べます(笑)
なので恐らく年明けうどんの出番はありません。
でも、2日以降は一気に通常モードに戻ります。お節料理も食べたい物が残ってなかったりするので、微妙に食べるものに困ったりすることがあるんですよね。
そんな時に、この年明けうどんは重宝しそうな感じです。
コンビニやスーパーなどですぐ食べれるタイプの年明けうどんも販売してますから、三が日用にストックしておくのもアリかもしれませんね(*゜∀゜)ノ
ということで、年明けうどんについてのお話でした!