引越しの心付けは単身でも必要?相場はどれくらいなの?

引っ越しイメージ
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引越しの心付けって渡したことありますか?

私もかれこれ30年近く前の話しになりますが、春休みにガッツリ引越しのアルバイトをしていたことがあります。2年ほどやっていましたが、時々頂ける心付けは本当に嬉しかったですね。

ただ、時代が変われば風習も変わります。

では、現在の引越しの心付けについてみていきましょう!

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引越しの心付けは単身でも必要?

引越しの心付けは必要なの?

引越しの心付けは基本的に不要です!

引越しの料金にサービス料も含まれていますので、見積り金額以上の料金を支払う必要はありません。心付けを渡さなくても、想像以上にきっちり仕事をこなしてくれます。

相手もプロですからね。

心付けとは? お世話になる人に感謝の気持ちを伝える為に与える少額のお金や品物。祝儀。チップ。現金の場合はポチ袋などに入れて渡すのが一般的。

心付けは気持ちの問題じゃないの?

ただ、心付けは気持ちの問題でもあります。

アメリカなどのようにチップが当り前の社会なら必要ということになりますが、日本はそうではありません。引越しの心付けは、昔から感謝を表す一種の風習みたいなものですからね。

さて、今はどれくらいの人が渡しているのでしょう?

2015年頃に行われたあるリサーチ会社のアンケート結果によると、約半数の世帯が引越しの心付け(チップ)を全く渡していないとの回答がされていました。これは単身世帯だけでなく、全ての世帯が対象のアンケート結果です。

・全く何も渡さない 約50%
・缶コーヒー等の差し入れ 約25%
・現金を渡した 約20%

心付けを現金で渡すのは約2割となっていますが、これって昔と比べてもあまり変わらなかったりします。私がアルバイトをしていた時代も、現金での心付けはこんなもんだったと記憶しています。もうちょっと少なかった気もしますね。

ただ、全く何も貰えない事は少なくて、お菓子や缶コーヒーなど、品物での心付けが多かったです。少なくとも半数以上の現場で頂いてましたね。まあ、単なる地域差かもしれませんし、時代の流れなのかもしれません(笑)

結論:全く心付けを渡さない世帯が増えている!

単身引越しの心付けは?

私はいつも人数分の缶コーヒーをお渡ししています。

単身引越しはこれで十分でしょう。

全く何も渡さなくても何の問題もありません。単身引っ越しの場合は、部屋数も荷物も少ないので、引越し自体があっという間に終わります。戸建ての引越しと比べると、断然スピードが違います。作業員の方もすぐに次の現場に向かわれることになるので、余計な気遣いは無用と言えます。

心付けよりも大事なこととは?

引越しの心付けは必要ないというのが今の現状です。

作業員の方たちも心付けは無いものと考えていますし、全く用意していなくても心配する必要ありません。心付けより大切なことは他にあります!

・時間通りに作業開始
・置く場所を的確に指示
・現場から離れない

こういった当たり前のことをきちんとすることが一番大事です。こちら側の都合で作業開始が遅れては迷惑がかかりますし、当日になって置く場所に迷っているようでは、作業がスムーズに進みません。家主が現場にいなければ、何かあった時に作業員も困ってしまいますからね。

心付けのことを考える前に、作業員が如何にスムーズに仕事が出来るかを考えてあげましょう。

引越しの心付けは不要が当り前に?

心付けの受取りを拒否されることも

大手の引越し業者では、心付けを受け取らないシステムになっていることもあります。最近はそういった業者も増えてきましたね。

現金での心付けは過去の遺物になりつつあります。

心付けのあるなしで作業の丁寧さが変わっても困りますし、最初から現金でのチップは受け取らないシステムにしておいたほうが公平で都合が良いのだと思います。ただ、お菓子や飲み物などの心付けなら受取りを拒否されることはまずありません。

心付けを渡すとすれば品物ということですね。

若い世代は心付けの風習を知らないことも

若い世代だと、現金の心付けに驚く人も多いです。

こういった風習を知らない人も増えてきました。

引越しの費用はちゃんと支払っているのに、更にお金を払うのは不自然だと感じるのでしょう。知らない人からすれば驚くのも当然なのかもしれません。それが時代の流れというものですね。

まあ、ちょっと寂しく感じますけどね。

引越しの心付けの相場は?

一応、心付けの相場を軽くまとめておきます。

心付けの相場

一人につき1000円

心付けとして現金を包む場合は、1000円札1枚が相場になってきます。この目安は昔から変わりませんね。昼食代としても使えますし、少なすぎず多過ぎずで丁度いい金額です。

ただ、今は受け取って貰えないこともあります。

引越しの心付けの渡し方

ポチ袋に入れて、個別で渡すのがベストです。

まとめて代表者に渡すパターンもありますが、作業員の方も後から分配する手間もかかりますし、忙しくて分配を忘れたりして揉める原因にもなりかねません。最初から個別で渡しておけば、こういった問題も起こりません。

心付けを渡すタイミング

昔は作業前に心付けを渡すのが定番でした。

作業前に渡しておけば、それだけ作業を丁寧に行ってくれると考えていたからですね。確かに合理的ではありますが、こうした気を回さなくても、引越しの業者さんはきっちり仕事をしてくれます。

今は、単純に感謝の意味で作業後に渡すのが主流です。

ペットボトルの飲み物なども、全ての作業が完了した後に渡すといいですね。特に夏場などは少しでも冷えていた方が嬉しいですし、最後のタイミングで渡す方が自然と言えます。

今回のまとめ

引越しの心付けは単身でも必要?

引越しの心付けは不要と考えて問題ありません。

単身の引越しの場合なら尚更です。

もし渡すとしたら、缶コーヒーやペットボトルの飲み物などでも十分に喜ばれます。心付けの心配よりも、如何に作業員の方たちがスムーズに仕事を行えるかを考えてみましょう。

心付けは不要の風潮に

現金の心付けは過去の風習になってきています。

業者によっては受取りすら拒否されることもありますので、業界全体がそういう風潮になってきていることだけは間違いありません。作業前に現金の心付けを渡すのは逆に失礼とも考えられますので、十分に注意しておきたいところです。

あとがき

私も2年ほど前に引越しをしていますが、作業員のレベルはかなり高かったです。単身引越しだったこともあって、移動を含めて3時間かかりませんでした。

まさに風のように去っていきましたね(笑)

いつものように缶コーヒーをお渡ししましたが、あまりの素晴らしさにポチ袋の心付けを渡したいと思ったくらいです。まあ、仮に用意していたとしても、大手だったので受け取って貰えたかは分かりませんけどね。

ただ、そういった気持ちこそが心付けの原点なんだろうなあと思いました。日本人らしい風習とも言えますので、完全になくなってしまうのもどこか寂しい気もします。

ということで、引越しの心付けのお話でした!


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