一人暮らしは何でも自分でやらなきゃいけません。
引越し自体は業者を利用したり、家族や友人に手伝って貰ったりすることも出来ますが、段取りは当然自分でやることになりますし、後片付けや各種手続きなど基本的には全部自分で行わなければいけません。一人暮らしの引越しも結構大変ですよね。
なかなか細かいところまで気が回らないものですが、気になるのが引越しのお知らせです。転居はがきでお知らせするのが一般的ですが、一人暮らしだと出す人も少ないかもしれませんね。
今回はこの転居はがきについてみていきます!
転居はがきって必要?
転居はがきの必要性
転居はがきに、必ず出さなければいけないという決まりはありません。年賀状や暑中見舞いなどと同じように、出す人もいれば出さない人もいます。
もちろん、住所変更が必要な手続きなどはきちんと行う必要はありますが、こういった手続きと転居はがきはまた別の話しということになります。親しき中にも礼儀ありという言葉がありますが、転居はがきもまさに親しい人に対する礼儀と言っていいでしょう。
結論:転居はがきは必要!
一人暮らしでも出した方がベター
問題は一人暮らしの場合です。
一人暮らしの転居はがきってあまり馴染みがない気もしますよね。ただ、この場合の理由は明白です。一人暮らしは若年層が中心になってきますので、こういった習慣に疎いというだけです。
ただ、社会人なら出した方がいいです!
こうした人付き合いを面倒だと思う人も多いですが、将来的に考えても必ず人生のプラスになってきます。転居はがきも一人暮らしだからこそ出すべきなんですよね。人としての価値を間違いなく高めてくれます。
結論:一人暮らしも出すべき!
転居はがきは誰に出すの?
転居はがきは、友人や知人、職場関係の人など、日頃からお世話になっている人に送るのが一般的です。あまり付き合いのない人にまで送る必要はありません。具体的に言うと・・
・年賀状のやり取りをしている人
これが一番分かりやすいですね。
年賀状を毎年やり取りされている相手なら、住所が変わったことをお知らせしておいた方がいいですし、転居はがきを送る相手の目安にすることも出来ますね。
転居はがきはいつまでに出すの?
早めに出すのがマナー
もちろん早めに出した方がいいです。
お知らせするまでは、相手もあなたが旧住所に住んでいると思っています。その間に、もしかしたら近くに来たついでに寄ることがあるかもしれません。何があるか分からないので、早めに知らせるのがマナーと言えますね。
ただ、1ヶ月以内に知らせれば問題ないでしょう。
2~3ヶ月経った場合でも、転居はがきは出しておいた方がいいです。遅くなったとしても、転居はがきで引っ越しを伝えることに意味がありますからね。
年賀状と兼ねるのもOK!
年賀状のシーズンが近いなら、年賀状と兼用で転居はがきを出しても構いません。年賀はがきに引越ししたことを知らせる文面を書いておくといいですね。
もちろん、転送届は必ず届けておきましょう!
転居はがきの書き方
転居はがきは市販のものが便利
転居はがきは普通に売っています。
市販の転居はがきなら、自分と相手の住所さえ書けば完成するので楽チンです。文面やデザインで悩む必要がないので、余計な手間がかかりません。
パソコンで印刷が出来る人なら、転居はがき向けのテンプレートを利用してみるのもいいですね。無料でも結構いいデザインのテンプレートが簡単に手に入ります。
転居はがきは郵便局でも売っている
オススメは郵便局の転居はがきです!
郵便局の「e転居はがき作成サービス」を利用すれば、自分好みの転居はがきを簡単に作ることが出来ます。転居はがきを兼ねた年賀状も作成出来ますし、宛名を印刷するかしないかも選べます。
・宛名を印刷してそのまま投函
・宛名を印刷せずに自宅に郵送
そのままポストに投函することも出来れば、通信面(裏面)のみ印刷されたハガキを一度自宅に届けて貰うことも出来ます。宛名面だけ自分で書いて送るわけですね。
ハガキの値段が62円なので、デザイン料が1枚につき86円かかることになります。ただ、一度自宅まで郵送してもらうには、送料が510円かかりますのでご注意ください。
一言添えると喜ばれる
転居はがきも一言添えておくと喜ばれます。
年賀状もそうですが、完全に印刷されただけの文面は少しばかり寂しいものがあります。手書きで一言だけでも書いておくと、それだけで印象はガラリと変わりますよ!
個人情報の問題
あと、気をつけたのが個人情報の管理です。
親しい間柄の人に送るとは言っても、どんな形で個人情報が洩れるとは限りません。基本的には住所と名前だけで問題がありませんので、電話番号やメールアドレスなどは無理に載せる必要はないと思います。既にお互い知ってる場合がほとんどですからね。
一人暮らしの女性は特に注意しましょう。
今回のまとめ
転居はがきは必要?
転居はがきは一人暮らしでも出した方がいいです。
全く社会との繋がりがないのなら別ですが、ほとんどの人が社会人として生活しているわけです。人脈は人生の宝でもありますので、人との付き合いは日頃から大切にするようにしましょう。
出さなくても問題はありませんが、その程度の人と思われることになりますので、結局、自分が損をすることになってしまいます。
転居はがきの基本
転居はがきは、市販されているものや、印刷サービスなどを利用すると便利です。パソコンで印刷まで行えるなら、自作するのもいいでしょう。文面を含めてデザイン印刷してしまうと手間がかかりません。
また、転居はがきは引越しをしてから1ヶ月以内に出すのが好ましいですが、遅れたとしても特に問題はありません。年末が近いなら、年賀状で転居を知らせるパターンも良いでしょう。
あとがき
私も若い頃は引越しをしても転居はがきなど書いたこともなかったのですが、やはり、それなりの年齢になってくると、自然と出すようになりましたね。引越しの「やることリスト」にきっちり入ってます(笑)
まあ、年賀状すら出さないのであれば無理があるかもしれませんが、年賀状くらいは出しているのであれば、一人暮らしでも転居はがきは出しておいたほうがいいですね。あなたの人間力もそれだけ上がります。
ということで、転居はがきの必要性についてでした!